1文字ずつ現れる・ふわっと出る字幕をきれいに消す
ショートやリールでは、字幕が1文字ずつタイプするように現れたり、ゆっくり明るくなったり、話している単語だけ色が変わったりする演出がよく使われます。見た目はよいのですが、止まっている字幕より消すのが難しくなります。同じ文でもフレームごとに文字数や明るさが違うため、現れかけの文字や消えかけの文字が薄く残りやすいからです。この記事では、そうした字幕を作業スペースで消すときの手順を紹介します。
「動く字幕」とは
- タイピング: 文が1文字または1単語ずつ伸びていきます。最後の文字が現れる瞬間は短く、見落としやすいです。
- フェード: 透明な状態から徐々に濃くなる、または薄くなって消えます。半透明のフレームが何枚か続きます。
- 単語ごとの強調: 文はそのままで、話している単語だけが黄色などの別の色に変わります。
- ポップ: 文字が大きくなってから元のサイズに戻ります。最初の数フレームは文字がいつもより大きくなります。
- 2行字幕の2行目: 上の行が先に出て、下の行が少し遅れて始まります。
1. 範囲は「いちばん長く大きい瞬間」を基準に
タイピング字幕は最初は短く、最後に向かって長くなります。最初の画面を基準に範囲を決めると、あとから現れる文字が範囲の外に出てそのまま残ります。
- タイムラインで文がすべて表示された瞬間に移動します。2行字幕なら2行とも見えている瞬間です。
- その画面で文字全体が入るように範囲を描きます。左右は1文字分ほど、上下は文字の高さの半分ほど余裕を取ります。
- ポップ演出があるなら、文字がいちばん大きくなるフレームでも確認し、その大きさまで入るように広げます。
範囲を大きくしすぎる必要はありません。字幕・文字のみ · 表示時だけは範囲の中で実際の字幕の文字だけを探して消すので、少し余裕を取っても周りの映像はそのまま残ります。
2. 開始・終了時間には余裕を
フェードで現れる字幕は、とても薄い最初のフレームから始まります。文字がはっきりしてから開始時間を設定すると、その前の薄い文字が残ります。
- 開始は文字が見え始める直前、終了は完全に消えた直後にしましょう。位置欄の横にある −0.01秒 / +0.01秒 ボタンで1枚ずつ前後に動かすと正確に探せます。
- 字幕のないフレームが少し範囲の時間に入っても問題ありません。この方式は文字が見えるフレームだけを処理します。
3. 処理の前に「難しいフレーム」だけ試す
動画全体を処理する前に、跡が残りやすい数フレームで現在のフレームを試すを押してみましょう。数秒で結果を確認できます。
- 字幕が現れ始めた最初のフレーム
- タイピング字幕の最後の文字が現れたばかりのフレーム
- 2行目が始まったばかりのフレーム
- 文字が薄れて消えていく最後のフレーム
現在の除去マスクを表示を押すと、そのフレームでどの部分を消そうとしているかが表示されます。現れたばかりの文字が含まれていなければ、範囲が狭すぎます。
4. 処理のあとは切り替わる瞬間を確認
結果を通常の速度で一度見てから、字幕が切り替わる瞬間で止めて前後の数フレームを送ってみましょう。動く字幕の跡はほとんどこの瞬間にあります。処理が終わると表示される残った字幕の点検も確認してください。文字が残っている可能性のある位置と時間を教えてくれます。
5. 残ったときの直し方
- 1〜2フレームだけ残った場合: その位置で現在の位置をブラシで修正を開き、残った文字を塗ってから選択区間を再復元を押します。全体をやり直す必要はありません。
- 同じ文字が何フレームも残った場合: 範囲がその文字を覆えていないことがほとんどです。範囲を少し広げるか、開始・終了時間を延ばしてもう一度処理します。
- 強調色だけ残った場合: 単語ごとの強調字幕では、色の変わった単語も字幕です。強調される単語まですべて範囲に入っているか確認しましょう。
知っておきたいこと
文字を消した部分は、AI が周りの映像をもとに描き直します。動きの速い背景の上で文字が変わり続けると、補完した部分がフレームごとにわずかに違って見えることがあります。大事な場面は左右スライダー比較で確認してから投稿しましょう。また、この機能はご自身が作った動画か、編集の許可を得た動画だけに使ってください。
お手持ちの動画で試してみてください。インストール不要、アップロードもありません。
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